実際は認識より罪が重い場合もある

刑法では想像や認識と違い、実際にはかなり罪が重いケースもあります。
例えば、各販売店では万引きを止めるよう喚起する注意書が貼ってある場合も多いですが、万引きは言わずと知れた犯罪です。
法律的には刑法第235条の窃盗罪に当たり、意図的に他人の財産や物品を盗み取る行為を指します。
軽い気持ちでやったという場合でも、現行では10年以下の懲役か、あるいは50万円以下の罰金が命ぜられるため、決して軽い罪ではありません。
一方、万引きではないものの、安い商品の値札を高い商品に付け替えたり、もしくは半額シールなどを別の商品に貼り移す行為も立派な犯罪です。
これは多少なりともお金を支払うため、感覚的には万引きより罪が軽いとも思われがちですが、実際には違います。
この行為は他人を騙す犯罪に該当し、刑法第246条では10年以下の懲役に処されることが明記されています。
懲役年数こそ万引きと同じですが、ここで重要なことは、万引きのように罰金制度が設けられていないことです。
つまりお金を払って罪をあがなうことができませんので、執行猶予か刑務所送りとなり、刑法的には万引きよりも重罪に位置付けられています。

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